日々の個別カウンセリングやグループCGを通して。
改めて気づくこと。
定期的に
何時ものメンバーのいる、グループカウンセリング(グループ・アプローチ)に参加することは日々のメンタルヘルスを増進すること、保持すること、すなわち心の健康を適切に保つために非常に有効なものです。
集まった人々との語り合い、聴き合いの中での、自己表現力、自己理解力、自浄作用、カタルシス効果、他者傾聴する能力、対人関係を促進する能力等を体験学習的に高めることができる心理学的技法でもあります。
また、参加者同士の相互影響作用を通じて、自身の感情傾向や認知の仕方や価値傾向、行動傾向について、客観的に自分自身を振り返り、自己理解および自身の課題に改めて気付く場、自身の思考を冷静に軌道修正する場、あるいは、自分のやり方や在り方や考え方で良かったのだ、という再確認によって、エネルギーが溜まり、揺るがぬ自信の構築にもなったりもします。
この時、カウンセラーはファシリテーターとして
ムードメーカー、通訳、交通整理、仲人、モデルといった役割を果たします。
よく観察すること、そして、安全安心の場を作り、安心安全な場を守ること、
参加者お1人おひとりを主役にすること、そして相互影響関係を促進する力も必要となってきます。
本日は
職場でのメンタルヘルス対策と制度設計のリバイスをし続けるというこの両輪を同時に回していく大変さとその有効性、
理想的なチームには強いリーダーが居ればいいのではなく中和する役割を担う人(人々)の存在が非常に大切であるということ≒一見すると目立たないのだけれど雰囲気づくりをする人、表には派手派手しくは出ないがある種MC的な裏リーダー、黒子のようなファシリテーター的な人≒非公式なボス(笑)、あるいは屋台骨的な人が決して欠かせないということ、
動機付け理論の観点からもピンチの時こそ「大丈夫だよ」といった心理的支援を行うことでその後の忠誠心やモチベーションやパフォーマンスが向上するということ、
100〜120%出し続けることは不可能なことであり60-80%出し続け、たまーにクリーンヒットがウッカリ出たらいいねを認める賢さ、
自分の望む理想の我が子や思い描いていた我が子と違うからといって…我が子に対してネガティブ評価を持ち続けることは相手の尊厳を奪い、自己肯定感を下げてしまうことにもなるということ、
マイナスに見える出来事であっても充分に嘆いた後にはそこから得られるものは何であるかを見出す力を、
子育ては親だけの責任ではなく色々な他者に育てられているのだということ≒親の責任は重いかもしれないが背負いすぎなくてもいい!乳児以降は?!親の知らないところで我が子は成長していくもの!!!
コロナによって奪われたものが多すぎて嘆き合い、愚痴を言い合うことももちろん大切ですが、家の中に籠らざるを得ない今、ここ、においても人生を謳歌する側面を見出そうとされているそのマインドが美しいな〜と感じ合ったり。
ということで
ぜひ、これからも私たちカウンセリングルーム-Quality Of Life-が皆様にとりまして羽を少し休め、
新しいエネルギーをチャージし、新たな見方ができる場所と時間になりますように、願っております。
✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩
<カウンセリングルーム -Quality Of Life->
ホームページ:https://qol-counseling.jimdo.com
メール:qolcounseling7@gmail.com
✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩✩
※本日もありがとうございました🙇