千葉県柏市
女性専用
カウンセリングルーム
-Quality Of Life-
日々の個別カウンセリングやグループCGを通して。改めて気づくこと。
定期的にカウンセリングで語ることが予防的カウンセリングになっていると感じている方もいらっしゃり、今日も日々のあれこれを。
（※挿絵が男性側からのハラスメントとなっていますが女性側からのハラスメントも増えております）
パートナーに
「あれ？なんか変だな？」と感じることはありませんか？
パートナーと一緒に居る時や居ない時も含め、あるいは連絡が来た時などに、怖いと感じることや緊張することはありませんか？
誰かにパートナーのことを話しても「そんなのどこの夫婦も一緒よ」「相手に合わせなきゃ」や「結婚生活、我慢も必要よ」等と言われてしまい、誰にも理解されずに独りでモヤモヤ、悶々としている人はいませんか？
意見を少しでも言おうものなら、不機嫌になる、黙殺する、舌打ちをする、音ハラをする、馬鹿にしてくる、人格否定、見下す、同意なしの性交渉をしてくる、生活費を渡してこない、1円単位でお金の使い道を報告させる、親や親族・親友・知人等との連絡を絶たせる、何をするにも許可が必要、鞄や日記・手帳等を勝手に見る、独りよがり、話し合いにならない、重箱の隅をつつくように揚げ足を取る、自分の言う通りにならないとキレることや嫌がらせ、恐怖で言うことをきかせる、などなど。
『モラルハラスメント』は昨今、ようやく一般の方にも浸透してきているように感じなくもないですが
モラハラの1番の問題は、モラハラ被害者が、自分がモラハラを受けている自覚が生じにくいことです。
「自分が悪いから相手が怒る」「自分さえ我慢していれば平穏に過ごせる」と完全に思い込まされてしまっています。自分が不当な扱いを受けているということに気が付きません。ただただ自分を責め続け、何をしても変わらない現実に耐えるために感情を殺し、心はどんどん空っぽになってしまいます。何回もカウンセリングにいらしている方でも、「本当にうちの夫がモラハラなんですか？私がダメな人間だからじゃないんですか？」と確認されることも多いです。
モラハラを受けたことがない人は逃げればいいのにと考えますが・・・
逃げられない状況で、自分の人格の全否定やむき出しの悪意、例えば「お前は価値のない人間だ。」「こんな女（男）と一緒にいられるのは俺（私）だけだ。」「お前は俺（私）と一緒にいないとダメになる。」などを長期間言い続けられると、モラハラ被害者の心は徐々に壊れ、自信を失って自己主張
ができなくなり、無気力になり、最後にはうつ病や自殺願望を発症するまでに追い込まれることもあります。自ら逃げようという気持ちもわかなくなります。
モラハラ加害者が怒りだした時に、自分が謝ればその場が治まる。それを何度も繰り返していくうちに、被害者は自己主張する気力をすっかり奪われてしまい、モラハラ加害者に怒られないように常に気を遣い、いつ終わりがくるかわからない恐怖に怯えるようになります。
過度のストレスは体にも影響し体の不調も現れる。息苦しさ・肩こり・腰痛・不眠・過眠・食欲減退や亢進・頭痛・めまい・だるさ・発汗・下痢、湿疹、動悸、といったストレス性の症状が次々に出始め、判断力も低下し、物忘れがひどくなり、さらにこの症状は相手に攻撃する絶好の機会を与えてしまうことになるのです。
モラルハラスメントもDVに含まれます。
（精神的暴力に分類され、相手の人格を否定したり、信頼関係を損なったりする言動や態度を指します）
最初の「あれ？なんか変だな？」の時が肝心です！！！！！！！
最初の違和感の時にしっかり話し合えないようであれば、早めにその相手とは離れましょう。
尚、既に時間が経過した方は相談受付時間内に限られておるようですが
＃8008
へお電話入れますと最寄りの相談機関（配偶者暴力相談支援センター）に電話が自動転送されます
DV(配偶者や交際相手からの暴力)に悩んでいませんか。一人で悩まず、お近くの相談窓口に相談を！ | 政府広報オンラインより下記青字箇所引用
全国共通の電話番号（＃8008 （はれれば））に電話をしてください。
発信地などの情報から最寄りの相談機関（配偶者暴力相談支援センター）に電話が自動転送され、直接相談できます。匿名でも相談できますのでご安心ください。
※相談は、転送先となる相談窓口の相談受付時間内に限られます。
※ご利用には、通話料がかかりますのでご注意ください。
参考資料：
熊谷 早智子「家庭モラル・ハラスメント (講談社+α新書)」
谷本惠美「カウンセラーが語るモラルハラスメント 人生を自分の手に取りもどすためにできること」
本田りえ「『モラル・ハラスメント』のすべて夫の支配から逃れるための実践ガイド」モラルハラスメント被害者同盟
と、ここまでモラルハラスメントに警鐘を鳴らすお話となってしまいましたが
他にもその方の長所ややさしさが連鎖していくステキなお話をお聞かせいただき、幸せのお裾分けを頂いたりもしています🥰
ということで、
ここでしか話せない色々なお話を。
ぜひ、私たちカウンセリングルーム-Quality Of Life-が皆様にとりまして羽を少し休め、
新しいエネルギーをチャージし、必要であれば新たな見方ができる場所と時間になりますように、願っております。
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<カウンセリングルーム -Quality Of Life->
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メール：qolcounseling7@gmail.com
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