2023年6月の対面deグループカウンセリング♪

日々の個別カウンセリングやグループCGを通して。
改めて気づくこと。 

 

『母子手帳』ならぬ『祖父母手帳』というものがあるのをご存知ですか?

 

仙台市のサイトより

r5sohubotetyou.pdf (city.sendai.jp)

祖父母手帳とは 育児の方法や考え方が時代とともに変化する中、子育て中の父母世代と祖父母世代がお互いに育児ついての理解を深め、ともに楽しく育児に向き合うきっかけとなることを目的として、「祖父母手帳」を発行しております。』とのこと。

 

祖父母世代の良かれと思ってのひと言や言動が、

産後の敏感期の産後ママやパパにとっては重たくのしかかることもあれば、

反対に若い夫婦が祖父母世代と付き合う上での最低限のコミュニケーションのコツ、なども今後の若夫婦と祖父母夫婦の関係において大切になってきます。

 

特に産後は産後ママと実母との今までの関係性におけるネガティブな面が露呈することや義母との関係が悪化していく、(大元には夫と実母の関係性に何かしらの課題があることも多い)等のケースも多いと感じています。

 

ですので、逆を言うと、この産後の機会をチャンスに変える!絶好の時でもあるかもしれません。

多くの事例からの個人的な見解からすると

子(産後ママやパパ)は親に対して今まで秘めていた想いをこの機会に適切な言葉で伝えたことを伝え、

親は反省すべき点を謝罪の言葉と共に伝えることが大切なのではないかと思っております。

 

親の良かれ、や、無意識での言動が意外にも子ども(若い夫婦)を追い詰めていたりします。

 

祖母となった方から、産後の娘さんにどう声を掛けたらいいでしょうか…

というご相談もあります。

 

その答えは

先月と同じ、無条件の肯定、それのみです。

「よく頑張ってるね」「十分やっているよ」「あなたなら大丈夫大丈夫」「いつでも味方でいるから頼ってね」「尊敬するわよ」「立派立派」「ママ(祖母)だって振り返ればたくさん失敗してきたのよ〜だって子育て、初めてだったんだから〜でも、こうしてあなたがママになってるんだから多少失敗しちゃったかも、と思っても大丈夫よ。ゆっくりでいいのよ。」「産後は心も体も疲れている時だから休める時に休めるよう協力したいと思っているからどうして欲しいか遠慮なく言ってね」などなど。

 

反対のNG声掛けは「こうすべきよ!」「何で母乳が出ないの?」「それじゃ赤ちゃんが可哀想」「好きで産んだんでしょ、しっかりしなさい」「母親なんだから○○くらい我慢しなさいよ」「(赤ちゃんが泣くたびに)あー可哀想」「お母さん(祖母)はもっとちゃんとやってたわよ!」「ほら、また、赤ちゃん泣いてるわよ」「すぐに抱っこするから抱き癖がつくのよ!」などなどの

良かれと思ってのアドバイスも助言も産後ママにとったら攻撃としか感じられない状態です。

不要なアドバイス・価値観の押しつけ・批判・昔から進化していない子育てのやり方の押しつけはご法度です。

 

もし、産後ママの方から「〇〇についてどう思いますか?」などと相談があれば、じっくりと話を聴いた上で想いを伝えてみてください。

 

ということで
人との語り合いの中でお互いの価値観を知り、自分自身のことも改めて知る。

そして、気持ちが楽になる。

気持ちは見えないもの。

見えないものだからこそ、ないがしろにされてしまったり、後回しにしてしまったりしがちですが

とてもとても大事なもの。

 

ということで 

ぜひ、これからも私たちカウンセリングルーム-Quality Of Life-が皆様にとりまして羽を少し休め、
新しいエネルギーをチャージし、新たな見方ができる場所と時間になりますように、願っております。

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