日々の個別カウンセリングやグループCGを通して。
改めて気づくこと。
知らないうちに…
人間関係があまり良好なものではない状態になっていくメカニズムについて改めて皆さんとトーク。
ついつい、
「良かれと思って」や「あなたのため」と思って…
相手を正したい、という気持ち
相手を直したい、という気持ち
私の方が正しいから、
といったような価値観があると…
残念ですが人間関係はあまり上手くいかなくなってしまうのだと思います。
「あなたこうした方がいいわよ」「こうするべきでしょ」と言った、
指摘・助言・命令・批判・比較・評価・皮肉。
言葉で伝えなかったとしても醸し出す態度や言動や空気感や雰囲気、声のトーンといった非言語的コミュニケーションで伝わる比率の方が8~9割と高いのです。
日頃から「私の方か正しい」「私の言う通りにしておいたら困らないから」
あるいは「なんとしても相手を言い負かして優位に立っていたい」
あるいは「相手を自分の管理下においておきたい」
という想いがご自分の価値観の水面下にあるとすると…
ご一緒に居る人はおそらく息苦しくなり…生き苦しさを感じ…会いたいとは思えなくなっていく…あるいは話さなくなっていく…のではないでしょうか。
商品開発や何かしらの改善等を目指す職場等での批判や指摘であっても伝え方がとても大切です。
誰にでも心があるのです。
「ここはいいね♪こっちはもう少しこうするとよりよくなると思うな」等。
自分も相手も気分良く、お互いの意見等を受け入れられるようなコミュニケーション力がとても大切だと思うのです。
特に家庭や親子関係、夫婦関係においての度重なる「あなたはここが出来ていませんよ」「普通こうするでしょうよ」というメッセージは、相手を否定し、劣等感を与え、自己肯定感を下げることにもなります。
【A:感謝し無条件の肯定や共感的理解を日々伝える】を充分に行うことが最も大切であり、ほとんどAだけ行う、で充分なのです。
でも、どうしても、ここはこうしてもらえると嬉しいな、助かるな、という点がもしあれば、しっかりとAを行った上でI messageで伝えることが大切です。
「いつもありがとね。あなたが生きているだけで私は幸せよ。ところで、もしできれば、〇〇の時、△△してくれたら嬉しいな」といったアサーティブなコミュニケーションで接してもらえたらどうでしょうか。
親子関係において
親にとっては子どもはいつまでも子どもで、ついついいつまでも自分の管理が行き届くはず、と思い込んでいたり、愛しているがゆえに私が正してあげないと、と思ってしまいがちなのでとっても難しいですよね。
別人格の個人として尊重する。
境界線を侵さない事。
自分の課題と相手の課題はそれぞれの人のもの。
心配するより信じること。
長きに渡りご自分の中に潜在していた無意識の価値観に気付き、そこを少しずつ変容させていく作業は少し痛みも伴うかもしれませんが自己受容・自己理解が良い人間関係構築のスタート地点でもあります。
ご自分を少し客観視しながら、相手の立場、相手の視点から想像する共感的理解をご一緒に深めて参りましょう。
ぜひ、私たちカウンセリングルーム-Quality Of Life-が皆様にとりまして羽を少し休め、
新しいエネルギーをチャージし、新たな見方ができる場所と時間になりますように、願っております。
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<カウンセリングルーム -Quality Of Life->
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※本日もありがとうございました🙇