日々の個別カウンセリングやグループCGを通して。改めて気づくこと。
夫婦2人だけでは、どうしても話合いが難しくなること、ありますよね。
相手のやることなすことが、おかしい、とお互いが感じてしまうのです。
夫婦カウンセリングの際のカウンセラーは、いわば2人の本当の想いや気持ちを交通整理するように通訳する役目があります。
第三者だからこそ、どちらの立場にも立つことができ、どちらの気持ちや言い分も充分に理解できますし、どこがどう影響し合っているのか、どう偏っているのか?、どんな素晴らしい点があるか、など、家族という1つのシステムは常に移り変わり形が変わっていくものとして捉えながら、円環的因果律という見方を用いて、充分に受容と共感をしつつ、少し落ち着いてきたら解決志向の問いやミラクルクエスチョンなどの投げかけさせていただいたりしながら進めていきます。
家族ライフサイクルの視点から、現時点で夫婦がどこの段階にいるのか、を考えられるとシステムとして俯瞰でき、冷静にどうしたらいいのか、のヒントになったりもします。
まずは、
源家族からの自立、そして
→夫婦の2項関係(お互いの源家族の違いを多少感じる)
→子が誕生し3項関係に(乳幼児を育てる生活でガラッと夫婦関係が変わり、夫婦それぞれの源家族から引き継いだものが顕著に。ここでの擦り合わせ、新しい自分たちの家族に合う新しい形にお互いが主体的にお互いを尊重し合いながら適切な形を創り出す姿勢がとても大切です)
→子の学童期(親子関係ももちろん大切ですが夫婦連合も大切な時)
→子の思春期・反抗期(どんな健康的な家族でも危機に直面しやすい時。夫婦で助け合うことができるか、夫婦のそれぞれの役割に期待したい時でもある)
→子の独立期(親離れ子離れができるか?)
→老年期(自身の老いやパートナーの病気や死を受け容れられるか…)
今、自分が人生のどの地点にいるのか?
子どもが居ても居なくても、たまには考えてみるのも面白いですね(*^-^*)
「こうやって第三者に夫婦揃って話を聴いてもらったり、個人でもカウンセリングを受けるのって・・・結構いいですね。定期的に受けていけたらと感じています」のお言葉もいただけたことに意識の高さを感じ、またパートナーを大切に想っているからこそだなぁ、と感動しました(*^-^*)
これからは予防的カウンセリングの時代でもあり、欧米諸国では夫婦カウンセリング、カップルカウンセリングは当たり前。
ぜひ、カウンセリングルーム-Quality Of Life-が皆様にとりまして羽を少し休め、新しいエネルギーをチャージできる場所と時間になりますこと、心より願っております。
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